女性活躍推進法 Women's Advancement Act

女性のキャリアに関する目標設定と、男女間賃金格差を含むデータの公表を事業主に求める法律。別称:女活法、一般事業主行動計画。

男女雇用機会均等法が差別を禁止するのに対し、女性活躍推進法は事業主に前進を示すことを求めます。禁止ではなく、情報公表と計画策定を通じて機能する法律です。対象となる事業主は、まず自社の状況を把握しなければなりません。少なくとも、採用者に占める女性の割合、男女の勤続年数の差異、労働時間の状況、管理職に占める女性の割合です。そのうえで1つ以上の数値目標を含む一般事業主行動計画を策定し、都道府県労働局に届け出て、従業員に周知し、外部に公表し、女性の活躍に関する一連の情報を公表しなければなりません。

対象範囲は段階的に拡大してきました。2016年4月の施行時は、常時雇用する労働者301人以上の事業主が対象でした。2022年4月からは101人以上に拡大されました。2022年7月からは、301人以上の事業主に、全労働者、正規雇用労働者、非正規雇用労働者の区分ごとの男女間賃金格差の公表が義務付けられました。2026年4月施行の2025年改正により、賃金格差の公表義務が101人以上の事業主に拡大され、女性管理職比率も必須の公表項目に加わりました。また、当初2026年3月に失効する予定だった10年間の時限立法である同法の期限が、2036年3月まで延長されました。

取組の優良な事業主は、えるぼし認定を申請できます。採用活動に活用する企業もあり、一部の公共調達では加点評価の対象になります。全国的な状況はまだ控えめで、厚生労働省の2025年度調査では、課長相当職に占める女性の割合は13.2%、部長相当職では9.2%でした。

外資系企業にとってのポイント

出典

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