The Hardest Market ・スペイン

スペインの人事データ

スペイン(マドリード)で人を雇うときの基本ルールと費用を、公的資料をもとに日本語でも整理しました。

37%管理職に占める女性(2024年、ILO)
1.32×年収€55,000の場合の人件費総額(給与に対する倍率)
14祝日(2026年)

雇用のルール

法定の年次有給休暇30暦日(約22労働日)
祝日(2026年)14日
解雇の予告客観的解雇は15日、懲戒解雇は不要
法定の解雇手当勤続1年につき20日分(上限12か月)、不当解雇は33日分(上限24か月)
合意退職の相場公式な基準なし。和解は勤続1年につき33日分前後が多い
試用期間最長6か月(有資格技術職)、その他2か月
労働時間年平均週40時間、時間外は年80時間まで
解雇の難しさ中程度:不当解雇でも補償金支払いで復職を回避可能

雇用主の負担

共通偶発事故(雇用主)23.6%上限 年€61,214
失業保険(雇用主)5.5%上限 年€61,214
賃金保証基金(FOGASA)0.2%上限 年€61,214
職業訓練(雇用主)0.6%上限 年€61,214
世代間公平メカニズム(雇用主)0.75%上限 年€61,214
労災・職業病(事務職)1.5%上限 年€61,214
連帯拠出金(雇用主・第1段階)0.96%対象:年€61,214超、上限 年€67,336
連帯拠出金(雇用主・第2段階)1.04%対象:年€67,336超、上限 年€91,822
連帯拠出金(雇用主・第3段階)1.22%対象:年€91,822超

本人の負担

共通偶発事故(年金・疾病)4.7%上限 年€61,214
失業保険1.55%上限 年€61,214
職業訓練0.1%上限 年€61,214
世代間公平メカニズム(MEI)0.15%上限 年€61,214
連帯拠出金(第1段階)0.19%対象:年€61,214超、上限 年€67,336
連帯拠出金(第2段階)0.21%対象:年€67,336超、上限 年€91,822
連帯拠出金(第3段階)0.24%対象:年€91,822超

年収別の手取りと人件費

年収本人負担税金手取り人件費総額給与に対する倍率
€35,000€2,276€5,897€26,827€46,2531.32×
€55,000€3,576€12,238€39,186€72,6831.32×
€80,000€4,018€22,129€53,853€99,8711.25×
€120,000€4,110€39,291€76,599€140,3381.17×

マドリード市在勤の単身者、2026暦年(IRPFの課税年度)を通じてスペイン税務上の居住者、65歳未満、扶養家族なし、事務職の無期雇用契約。給与のみを均等に支給(12回払い、または年2回の特別賞与を社会保険上按分した14回払い)、賞与・その他所得なし。適用するのは一般的な控除のみ(本人社会保険料、その他経費2,000ユーロ、勤労所得控除、基礎控除)。国内居住者のケースで、「ベッカム法」(外国人向け一律24%)は適用しない。

出典:[1] [2] [3] [4] 確認日:2026-11-07。2026年度の料率。