The Hardest Market ・インド
インドの人事データ
インド(マハラシュトラ州ムンバイ)で人を雇うときの基本ルールと費用を、公的資料をもとに日本語でも整理しました。日本との比較つき。
11.6%管理職に占める女性(2025年、ILO)
1.04×年収₹2,400,000の場合の人件費総額(給与に対する倍率)
20祝日(2026年)
ムンバイ計算の前提とする都市
雇用のルール
| 法定の年次有給休暇 | 州法で年休約15日+臨時休暇8日(マハラシュトラ州)。管理職は契約による |
|---|---|
| 祝日(2026年) | 20日 |
| 解雇の予告 | 管理職は契約、一般労働者は1か月 |
| 法定の解雇手当 | 一般労働者の整理解雇は勤続1年につき15日分。勤続5年以上で退職一時金(グラチュイティ) |
| 合意退職の相場 | 公的な目安はない。契約と交渉による |
| 試用期間 | 契約による(一般労働者はモデル就業規則で6か月、3か月延長可) |
| 労働時間 | 週48時間(州法)。残業は2倍 |
| 解雇の難しさ | 管理職は契約による。一般労働者は調査・予告・補償が必要 |
雇用主の負担
| EPF雇用主負担(年金EPS+積立残額) | 12% |
|---|---|
| 従業員年金制度(EPS・雇用主12%の内数) | 8.33% |
| 従業員預金連動保険(EDLI) | 0.5% |
| EPF事務手数料 | 0.5% |
| 従業員国家保険(ESI・雇用主負担) | 3.25% |
| 退職一時金(グラチュイティ・年間引当) | 4.81% |
| 法定賞与(賃金法典第26条) | 8.33% |
| マハラシュトラ州労働福祉基金(雇用主負担) | ₹75 |
本人の負担
| 従業員積立基金(EPF・本人負担) | 12% |
|---|---|
| 従業員国家保険(ESI・本人負担) | 0.75% |
| マハラシュトラ州職業税 | ₹2,500 |
| マハラシュトラ州労働福祉基金(本人負担) | ₹25 |
年収別の手取りと人件費
| 年収 | 本人負担 | 所得税 | 手取り | 人件費総額 |
|---|---|---|---|---|
| ₹1,200,000 | ₹38,500 | ₹0 | ₹1,161,500 | ₹1,267,260 |
| ₹2,400,000 | ₹38,500 | ₹292,500 | ₹2,069,000 | ₹2,496,120 |
| ₹4,800,000 | ₹38,500 | ₹1,037,400 | ₹3,724,100 | ₹4,953,840 |
| ₹9,600,000 | ₹38,500 | ₹2,788,500 | ₹6,773,000 | ₹9,869,280 |
ムンバイ在住の居住者、新税制、基本給は年収の50%、EPF・ESI・退職一時金・法定賞与の対象となる事業所を前提とします。
企業別データ
インドの大手上場企業は、事業責任・サステナビリティ報告書(BRSR)で男女別の従業員数、離職率、男女別の報酬中央値を開示しています。企業一覧を見る
出典:インド所得税局、従業員積立基金機構(EPFO)、従業員国家保険公社(ESIC)、労働雇用省、マハラシュトラ州政府、ILOSTAT。 確認日:2026-10-24。