手取り Tedori

税金と社会保険料を差し引いた後に残る手取り額。別称:手取り額、手取り給与、手取り収入。

日本の従業員は給与を二通りで語ります。総額である額面と、実際に口座に振り込まれる手取りです。その差は、上限まではほぼ一定の割合となる社会保険料と、累進課税の所得税・住民税で構成されます。

全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入する企業の東京の従業員の場合、2026年度の従業員負担の料率は厚生年金9.15%、健康保険4.925%、雇用保険0.5%、新たな子ども・子育て支援金0.115%で、合計約14.7%です。40歳から64歳までは介護保険の0.81%が加わります。所得税は課税所得の5%から45%で、税額に2.1%の復興特別所得税が上乗せされ、住民税が一律10%加わります。最上位の限界税率は合計約56%です。実際には、2026年の料率で、東京の単身の従業員は年収500万円の約78%、1,000万円の約72%を手元に残すため、「手取りは7〜8割」というおなじみの目安はこの範囲で当てはまります。

手取りには、応募者が気づくような動きをする特徴が二つあります。一つは、厚生年金と健康保険の保険料に上限があるため、高所得者では社会保険料の割合が下がり、所得税の割合が上がることです。もう一つは、住民税が前年の所得に基づいて1年遅れで課されることです。日本で働き始めて1年目の人はほとんど払わないため、1年目の手取りは膨らみます。給与が大きく上がった人は翌年6月から新しい水準を払い、給与が下がった人は以前の高い所得に基づく住民税を払い続けます。

外資系企業にとってのポイント

出典

誤りのご指摘や、日本での採用に関する事例のご提供は editor@hardestmarket.com までお寄せください。英語版もあります。

本ページは雇用主向けの一般的な情報であり、法的助言ではありません。基準値や日付は掲載の出典に基づき確認していますが、実際の対応にあたっては弁護士または社会保険労務士にご確認ください。