限定正社員 Limited regular employee

勤務地、職務または勤務時間が合意によって限定された正社員。別称:多様な正社員、職務限定正社員、勤務地限定正社員、短時間正社員。

従来の正社員は、会社がどの仕事、どの都市にでも異動させられることを受け入れています。限定正社員は、無期雇用契約と正社員としての処遇を維持しつつ、特定の地域や事業所、特定の職務、あるいは短い勤務時間といった範囲について合意します。政府は2010年代半ばから「多様な正社員」として、転居できない介護者や子育て中の人材をつなぎとめる手段として、また有期契約社員が無期雇用へ移行する橋渡しとして、これを推進してきました。義務の範囲が狭いことを反映して、給与は限定のない正社員よりいくらか低いことがよくあります。

限定には法的効果があります。2024年4月以降、すべての採用時の労働条件明示において、就業場所と業務の変更の範囲を明示しなければならなくなったため、限定の範囲は初日から書面に記載されています。2024年4月26日の滋賀県社会福祉協議会事件で、最高裁判所は、使用者と労働者が職務を限定する合意をしている場合、使用者には労働者の個別の同意なくその範囲外への配置転換を命じる権限はないと判断しました。この事件では、使用者は労働者が採用された業務を廃止していました。

裏返しの問題は人員整理です。勤務地や職務がなくなる場合、裁判所は使用者が解雇回避の努力を十分に尽くしたかを判断する際に限定を考慮することがありますが、それでも使用者には努力が求められます。

外資系企業にとってのポイント

出典

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