定期昇給 Teiki shokyu

日本の賃金表に組み込まれた、毎年自動的に行われる昇給。別称:定昇。

伝統的な日本の賃金制度では、賃金表が等級と号俸ごとの賃金を定め、毎年4月にほとんどの従業員が1号上がります。この動きが定期昇給です。年功序列の論理を反映しており、賃金が毎年上がるのは、市場が動いたからではなく、従業員の経験が1年増えたからです。評価結果によって1号上がるか、2号上がるか、据え置かれるかが決まるのが通常ですが、ほとんどの人が毎年上がることが前提となっています。

年長の従業員が退職し若手が入社するため、定期昇給だけでは企業の総人件費はあまり増えません。労働組合が定期昇給を賃金カーブの維持とみなし、別途ベースアップを求めるのはそのためです。春闘の報道では見出しの賃上げ率は両者を合わせたもので、定期昇給分は慣例的に賃金の約2%とされています。例えば連合の2026年の要求は全体で5%以上、うちベースアップ分3%以上でした。実際の数字は企業によって異なり、必ずしも別々に公表されるわけではありません。

職務給に移行する企業は、自動的な昇給を弱めたりなくしたりして、代わりに職務の市場水準と業績に昇給を連動させています。

外資系企業にとってのポイント

出典

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