社内FA制度 Internal free agent system

要件を満たした社員が自ら異動可能であることを宣言し、他部署からオファーを受けられる制度。別称:社内FA、FA制度、フリーエージェント制度。

この名称はプロ野球に由来します。一定のシーズン数をプレーした選手はフリーエージェントを宣言し、他球団と交渉できます。会社版では、要件を満たした社員がFAを宣言し、自分にできることと希望することをまとめたプロフィールを掲示します。関心を持った部署がオファーを出し、社員が受けるかどうかを決めます。社内公募がポストの空きから始まるのに対し、FA制度は人から始まります。

対象者は通常限られています。2016年4月に初の異動者を出したソニーの制度では、同一部署での在籍3年と高い評価が要件でした。開始当初、200〜300人にFA権が付与され、約30%がそれを行使しました。日立製作所は2003年から制度を運用しており、他にもいくつかの大手メーカー、銀行、商社が独自の制度を設けています。導入率は社内公募より低くなっています。日本生産性本部によれば、導入企業は2001年に3%、2009年に12.5%でした。より最近の調査では、2つの制度をまとめて集計する傾向があります。

根本的な目的は社内公募と同じです。優秀な人材が会社を辞めずに動けるようにし、人事主導のローテーションによる縛りを緩めることです。違いは、FA制度が会社が最も引き留めたい人材を対象としている点です。

外資系企業にとってのポイント

出典

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