内々定 Nainaitei

正式な内定日より前に出される非公式の採用内定。別称:内々定通知。

政府が定める新卒採用のスケジュールでは、企業に対し、学生の最終学年の6月1日から選考を開始し、10月1日から正式な内定を出すよう求めています。その間の数か月を埋めるのが内々定で、会社として正式な内定を出す意向があるという非公式の約束です。実際には、内々定はさらに早く出ています。リクルートグループの調査機関による調査では、2026年卒の大学生の81.6%が、選考の正式な開始日である2025年6月1日の時点ですでに内定を得ていました。

法的な位置付けは内定とは異なります。承諾された正式な内定は労働契約を成立させるため、その取消しはほぼ解雇と同様に扱われます。内々定は通常そこまでには至りません。賃金、労働条件、入社手続がまだ決まっていないためです。それでも一定の法的な重みはあります。2011年2月のコーセーアールイー事件で、福岡高等裁判所は労働契約の成立は認めませんでした。しかし、業績悪化を理由に正式な内定日の数日前に内々定を取り消した会社について、信義則に反し、学生の法的に保護されるべき期待を侵害したと判断し、損害賠償を命じました。

学生は複数の内々定を得て、1社以外をすべて辞退するのが一般的で、企業も一定数の辞退を見込んでいます。この言葉は、より緩やかな意味で、中途採用の候補者に書面手続の前に口頭で伝える採用の意向を指すこともあります。

外資系企業にとってのポイント

出典

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