確定給付企業年金 Defined benefit pension

企業が給付を約束する確定給付型の企業年金。別称:DB、企業年金、キャッシュバランスプラン。

DB制度は、通常は給与、勤続年数、ポイントなどの算定式で計算した給付を約束し、年金、一時金、またはその組み合わせで支払います。制度には二つの形態があります。企業が信託銀行や生命保険会社と契約する規約型と、別法人の企業年金基金が運営する基金型です。多くの制度はキャッシュバランス型で、各加入者の仮想口座に指標に連動した利率が付与され、リスクの一部を社員と分かち合います。企業年金連合会の2024年度調査では、会員であるDB制度の45.7%、非会員の制度の28.2%が、キャッシュバランス型またはそれに類する設計を採用していました。

DB制度は二つの旧制度から生まれました。適格退職年金は2012年3月末に廃止され、公的年金の一部も運用していた厚生年金基金の大半は、2014年の制度改正の後に解散または移行しました。これにより、多くの退職金制度がDB制度へと移りました。以来、制度数は毎年減少する一方、確定拠出年金の加入者は増えています。2025年3月時点で、DBの加入者887万人に対し、企業型DCは862万人でした。

運用が不足した場合のコストは企業が負います。制度は定期的に財政検証を行って積立不足を解消しなければならず、債務は会計基準に基づいて貸借対照表に計上されます。掛金は企業の損金となり、社員の所得としては課税されません。給付は一時金で受け取れば退職所得、それ以外は年金所得として課税されます。

外資系企業にとってのポイント

出典

誤りのご指摘や、日本での採用に関する事例のご提供は editor@hardestmarket.com までお寄せください。英語版もあります。

本ページは雇用主向けの一般的な情報であり、法的助言ではありません。基準値や日付は掲載の出典に基づき確認していますが、実際の対応にあたっては弁護士または社会保険労務士にご確認ください。