履歴書が定型の書式であるのに対し、職務経歴書は自由形式です。応募者自身が作成し、通常は2〜4ページにわたって、各職務で何をしたか(チームの規模、予算、プロジェクト、成果)を記述します。日本で欧米のCVに最も近い書類といえます。
日本の応募者の多くは、時系列順に書き、成果よりも担当業務を記述します。これまで日本企業がそれを求めてきたためです。優れた職務経歴書は、売上、人員数、コスト削減額、採用までの期間といった成果を数字で示しています。
外資系企業にとってのポイント
- 形容詞ではなく、職務の範囲を読み取る。 日本の応募者は控えめに書く傾向があります。プロジェクトを「支援した」と書いている人が、実際にはそれを率いていた可能性もあります。確認しましょう。
- 成果については謙遜を前提に。 チームの成果を自分の手柄とすることに抵抗を感じる日本のプロフェッショナルは少なくありません。本人の具体的な貢献を面接で質問したほうが、書類よりも的確な答えが得られます。
- 英文の職務経歴書は手がかりであって、保証ではない。 洗練された英文CVは、エージェントが手を入れている場合があります。英語力は面接で確かめてください。
出典
- 採用慣行によるもので、これを定める法令はありません。