企業型DCとiDeCo:拠出限度額が月額6万2,000円に引上げ

2026年12月1日から、企業型確定拠出年金の拠出限度額は月額5万5,000円から6万2,000円(確定給付型の他制度掛金相当額を控除)に引き上げられ、会社員のiDeCoの限度額は6万2,000円から事業主のすべての年金掛金を差し引いた額になります。2026年4月からは、従業員のマッチング拠出が事業主掛金を上回ることも可能になりました。

状況
施行予定
施行日
2026年12月1日
決定日
2025年6月20日
種類
法改正
対象
企業型確定拠出年金を実施する事業主、およびiDeCoを利用している、または利用できるすべての従業員

変更の内容

2025年の年金制度改正法(令和7年法律第74号、2025年6月20日公布)と政令(令和7年政令第442号)により、私的年金の拠出限度額が二段階で変わります。

2026年4月1日から、企業型確定拠出年金(DC)の加入者掛金(マッチング拠出)は事業主掛金を超えられないという要件が廃止されました。合計が制度の限度額内であれば、従業員は事業主より多く拠出できます。この仕組みを利用するには規約の変更が必要です。

2026年12月1日から、限度額が引き上げられます。

掛金は引き続き全額が所得控除の対象です。

対象

企業型DCを実施している、または導入を検討している事業主とその従業員。企業年金のない従業員にとって、iDeCoの有用性は大きく高まります。

企業が取るべき対応

出典

本ページは雇用主向けの一般的な情報であり、法的助言ではありません。基準値や日付は掲載の出典に基づき確認していますが、実際の対応にあたっては弁護士または社会保険労務士にご確認ください。 英語版