日本とノルウェーの比較

同じ年収で、日本とノルウェーの会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

ノルウェー

オスロ · NOK
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。ノルウェー:オスロ勤務のノルウェー税務居住者・ノルウェー国籍の従業員(源泉課税制度(PAYE)など外国人向け制度なし)、独身・子なし、17〜69歳、給与のみを毎月均等に支給(賞与・現物給与なし)、2026所得年度。一般所得税(22%:市・県・国の共通税の合計で、トロムス・フィンマルク以外は全国同率のためオスロも同じ)は標準控除(minstefradrag)と人的控除(personfradrag、クラス1)後の所得に課税、段階税(trinnskatt)と国民保険料(trygdeavgift)は総支給額に課税。富裕税と資本所得は考慮しない。雇用主側はゾーンI(オスロ)の雇用主国民保険料と法定最低企業年金(OTP)。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本ノルウェー
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.16×
手取り 77%
kr 561,056
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.16×
手取り 68%
kr 1,122,112
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.15×
手取り 60%
kr 2,337,733

雇用ルールの比較

日本ノルウェー
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務25労働日、5週が一般的
2026年の祝日1812 (オスロ)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当勤続と年齢に応じ1〜6か月
法定の解雇手当なし法定なし
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公的な目安なし
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要最長6か月、予告14日
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで1日9時間、週40時間
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)難しい:客観的理由が必要、係争中も就労継続可
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)30.8% (2024)
ノルウェーの料率と雇用ルールの詳細・出典はノルウェーの人事データ、現地通貨での計算はノルウェーの手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とノルウェーで会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、ノルウェー(年収kr 1,122,112)では1.16倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、ノルウェーが68%です。

日本とノルウェー、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。ノルウェー:勤続と年齢に応じ1〜6か月。法定の手当は「法定なし」、合意退職は公的な目安なし。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。ノルウェーは25労働日、5週が一般的、2026年の祝日は12日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。ノルウェーの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてノルウェーの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。