日本とデンマークの比較

同じ年収で、日本とデンマークの会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

デンマーク

コペンハーゲン · DKK
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。デンマーク:コペンハーゲン市在住の月給制職員(funktionær)、デンマーク税務居住者・デンマーク国籍(研究者・高度人材向け特例税制なし)、独身・子なし、25〜60歳、月117時間超のフルタイム月給、賞与・現物給与なし、2026暦年。デンマーク国教会の非会員を前提(加入は個人の選択で、会員はコペンハーゲンで2026年に0.80%の教会税が加わるため、非会員を標準とする)。労働市場拠出金(AM-bidrag、8%)と従業員負担分ATPを所得税前に控除し、基礎税(bundskat)、コペンハーゲン市税、2026年新設の中間税・上位税・最上位税を計算。控除は人的控除、就労控除(beskæftigelsesfradrag)、ジョブ控除(jobfradrag)のみで、通勤控除・組合費・個人年金なし。雇用主側は雇用主負担分ATPのみ。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本デンマーク
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.01×
手取り 67%
kr 400,686
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.00×
手取り 63%
kr 801,372
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.00×
手取り 54%
kr 1,669,526

雇用ルールの比較

日本デンマーク
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務25日(5週)、6週目も一般的
2026年の祝日1810 (コペンハーゲン)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当勤続に応じ1〜6か月(雇用主)、従業員は1か月
法定の解雇手当なし勤続12年で1か月分、17年で3か月分
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公的な目安なし
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要最長3か月、予告14日
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで週平均48時間、標準は週37時間
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)中程度:勤続1年以降は合理的理由が必要、補償に上限
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)26.9% (2024)
デンマークの料率と雇用ルールの詳細・出典はデンマークの人事データ、現地通貨での計算はデンマークの手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とデンマークで会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、デンマーク(年収kr 801,372)では1.00倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、デンマークが63%です。

日本とデンマーク、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率はデンマークのほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。デンマーク:勤続に応じ1〜6か月(雇用主)、従業員は1か月。法定の手当は「勤続12年で1か月分、17年で3か月分」、合意退職は公的な目安なし。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。デンマークは25日(5週)、6週目も一般的、2026年の祝日は10日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。デンマークの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてデンマークの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。