日本と英国の比較

同じ年収で、日本と英国の会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

英国

ロンドン · GBP
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。英国:ロンドン(イングランド)勤務の英国居住者・英国籍の従業員(外国人向け優遇制度なし)、独身・扶養家族なし、給与のみを毎月均等に支給(賞与・現物給与なし)、標準の基礎控除(Personal Allowance)のみ適用、学生ローン返済・給与犠牲制度なし。課税年度は2026年4月6日〜2027年4月5日(イングランド・ウェールズ・北アイルランドの所得税率。スコットランド税率はロンドンには適用されない)。国民保険はカテゴリーA(21歳以上の従業員)。雇用主側は大企業(年間給与総額300万ポンド超のため見習い税が課され、雇用手当は考慮しない)で、自動加入年金の法定最低拠出を行うものと仮定。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本英国
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.16×
手取り 80%
£44,882
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.16×
手取り 70%
£89,765
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.16×
手取り 59%
£187,010

雇用ルールの比較

日本英国
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務年5.6週(28日)、祝日を含めることも可
2026年の祝日188 (ロンドン)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当勤続1年ごとに1週、最長12週(契約では通常1〜3か月)
法定の解雇手当なし勤続2年以上で法定剰員整理手当、上限22,530ポンド
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公式な目安なし、和解契約が一般的
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要法定なし、通常3〜6か月
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで週平均48時間、オプトアウト可
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)中程度:勤続2年(2027年から6か月)以降は正当理由と公正手続きが必要
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)40.5% (2025)
英国の料率と雇用ルールの詳細・出典は英国の人事データ、現地通貨での計算は英国の手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本と英国で会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、英国(年収£89,765)では1.16倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、英国が70%です。

日本と英国、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。英国:勤続1年ごとに1週、最長12週(契約では通常1〜3か月)。法定の手当は「勤続2年以上で法定剰員整理手当、上限22,530ポンド」、合意退職は公式な目安なし、和解契約が一般的。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。英国は年5.6週(28日)、祝日を含めることも可、2026年の祝日は8日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。英国の料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けて英国の人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。