日本とスイスの比較

同じ年収で、日本とスイスの会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

スイス

チューリッヒ · CHF
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。スイス:チューリッヒ市(チューリッヒ州)在住・勤務のスイス税務居住者・スイス国籍の従業員(源泉課税ではなく通常の申告課税)、40歳、独身・子なし、教会税なし、給与のみを毎月均等に支給(賞与・13か月目給与なし)、2026暦年。社会保険はAHV/IV/EO(老齢・遺族・障害・所得補償)、失業保険(ALV)、職域年金(BVG、35〜44歳の法定最低積立率)、業務外傷害保険(NBU、連邦統計の平均保険料率)。任意の疾病日額保険(KTG)は含めない。税は連邦直接税、チューリッヒ州税・チューリッヒ市税(2026年の税率乗数95%・119%)と人頭税24フランで、標準的な控除(職業経費の概算控除、保険料控除、社会保険料)のみ適用。通勤費・食事代控除、第3柱aは考慮しない。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本スイス
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.10×
手取り 84%
CHF 49,461
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.11×
手取り 78%
CHF 98,923
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.09×
手取り 71%
CHF 206,089

雇用ルールの比較

日本スイス
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務4週間(債務法329a条)、25日が一般的
2026年の祝日189 (チューリッヒ)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当勤続に応じ1〜3か月(月末締め)
法定の解雇手当なし法定なし(50歳以上・勤続20年以上のみ)
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公的な目安なし
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要1か月(最長3か月)、予告7日
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで週最長45時間(事務職)
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)容易:理由不要、不当解雇の補償は最大6か月分
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)33.3% (2025)
スイスの料率と雇用ルールの詳細・出典はスイスの人事データ、現地通貨での計算はスイスの手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とスイスで会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、スイス(年収CHF 98,923)では1.11倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、スイスが78%です。

日本とスイス、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。スイス:勤続に応じ1〜3か月(月末締め)。法定の手当は「法定なし(50歳以上・勤続20年以上のみ)」、合意退職は公的な目安なし。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。スイスは4週間(債務法329a条)、25日が一般的、2026年の祝日は9日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。スイスの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてスイスの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。