日本とポルトガルの比較

同じ年収で、日本とポルトガルの会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

ポルトガル

リスボン · EUR
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。ポルトガル:リスボン勤務(本土の税率)のポルトガル税務居住者・国籍保有者、独身・扶養家族なし、給与所得(カテゴリーA)のみ、2026暦年。ポルトガルの給与は年14回払い(12か月分+法定の休暇手当とクリスマス手当)が基本だが、ここでの金額はすべて年額。IRS(個人所得税)は年間総所得で確定し、社会保険料は上限なしの一律11%のため、年俸を12回で払っても14回で払っても年末時点の結果は同じ(違うのは毎月の源泉徴収額のみ)。所得税は2026年1月1日に遡って税率を引き下げた政令212/2026号による2026年税率、給与所得の特定控除(8.54×IAS=4,587.09ユーロと被用者社会保険料のいずれか大きい額)、連帯付加税、一般家計支出控除250ユーロ(電子インボイスでほぼ全員が上限に到達)を適用。IRS Jovem(35歳未満向け軽減)、NHR制度とその後継のIFICIは適用しない。リスボン市のIRS還付は適用しない(注記参照)。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本ポルトガル
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.24×
手取り 66%
€53,605
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.24×
手取り 57%
€107,210
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.24×
手取り 50%
€223,354

雇用ルールの比較

日本ポルトガル
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務22労働日(+休暇手当)
2026年の祝日1814 (リスボン)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当雇用主は勤続に応じ15〜75日、従業員は30日または60日
法定の解雇手当なし勤続1年につき14日分(客観的理由による解雇)
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公的な目安なし、合意解約が一般的
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要90日、上級職は180日または240日
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで週40時間・1日8時間
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)難しい:正当事由または客観的理由と正式手続が必要
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)39.4% (2025)
ポルトガルの料率と雇用ルールの詳細・出典はポルトガルの人事データ、現地通貨での計算はポルトガルの手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とポルトガルで会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、ポルトガル(年収€107,210)では1.24倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、ポルトガルが57%です。

日本とポルトガル、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。ポルトガル:雇用主は勤続に応じ15〜75日、従業員は30日または60日。法定の手当は「勤続1年につき14日分(客観的理由による解雇)」、合意退職は公的な目安なし、合意解約が一般的。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。ポルトガルは22労働日(+休暇手当)、2026年の祝日は14日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。ポルトガルの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてポルトガルの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。