日本とオランダの比較

同じ年収で、日本とオランダの会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

オランダ

アムステルダム · EUR
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。オランダ:アムステルダム在勤の単身者、2026暦年を通じてオランダ税務上の居住者、公的年金(AOW)受給年齢未満、扶養家族なし、無期雇用。額面年収は法定の休暇手当8%(vakantiegeld)を含む年間総支給額で、均等に支給。賞与なし、企業年金拠出なし、30%ルール(外国人専門人材向けの優遇制度)は適用しない国内居住者のケース。税額控除は一般税額控除と勤労税額控除のみ。雇用主は大企業(保険料対象賃金総額433万ユーロ超)で無期雇用のため、WWは低料率、Aofは高料率を適用。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本オランダ
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.17×
手取り 76%
€53,605
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.13×
手取り 61%
€107,210
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.06×
手取り 55%
€223,354

雇用ルールの比較

日本オランダ
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務週所定日数の4倍(20日)+休暇手当8%
2026年の祝日1811 (アムステルダム)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当勤続に応じ1〜4か月(雇用主側)、従業員側1か月
法定の解雇手当なし移行手当:勤続1年につき月給の3分の1、上限10万2,000ユーロ
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公式な基準なし。和解契約が主流で、通常は移行手当以上
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要最長2か月(無期雇用)、書面合意が必要
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで1勤務12時間・週60時間、16週平均週48時間以内
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)難しい:UWV許可または裁判所の承認が必要
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)28.5% (2024)
オランダの料率と雇用ルールの詳細・出典はオランダの人事データ、現地通貨での計算はオランダの手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とオランダで会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、オランダ(年収€107,210)では1.13倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、オランダが61%です。

日本とオランダ、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。オランダ:勤続に応じ1〜4か月(雇用主側)、従業員側1か月。法定の手当は「移行手当:勤続1年につき月給の3分の1、上限10万2,000ユーロ」、合意退職は公式な基準なし。和解契約が主流で、通常は移行手当以上。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。オランダは週所定日数の4倍(20日)+休暇手当8%、2026年の祝日は11日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。オランダの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてオランダの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。