日本
メキシコ
為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。メキシコ:メキシコシティ勤務・単身・扶養家族なし・メキシコ国籍の税務居住者、無期雇用。給与は毎月均等払い、賞与なし。2026暦年。所得税(ISR)は2026年度租税通則決議(RMF)別表8の税率表(所得税法96条の月額源泉税率表を年換算、152条の年税率表と同一)。社会保険(IMSS)・住宅基金(INFONAVIT)・退職積立(SAR)は保険料算定基礎賃金(SBC)=給与×1.0493で計算(アギナルド15日分と初年度有給12日分の休暇手当25%を織り込む法定最低の算入係数。アギナルドと休暇手当そのものは計算に含めない)。UMAは1月が日額113.14ペソ、2026年2月1日以降117.31ペソ、保険料上限は25UMA。雇用主負担は労災保険料をクラスI平均料率(事務職)、退職・老齢保険(CEAV)は算定基礎賃金4UMA超の2026年料率、メキシコシティ給与税4%。
年収水準ごとの比較
| 年収(米ドル換算) | 日本 | メキシコ |
|---|---|---|
| $60,000 | 人件費 1.14× 手取り 73% ¥9,408,202 | 人件費 1.24× 手取り 74% MX$1,126,915 |
| $120,000 | 人件費 1.10× 手取り 66% ¥18,816,403 | 人件費 1.14× 手取り 71% MX$2,253,830 |
| $250,000 | 人件費 1.05× 手取り 57% ¥39,200,840 | 人件費 1.09× 手取り 68% MX$4,695,479 |
雇用ルールの比較
| 日本 | メキシコ | |
|---|---|---|
| 法定の年次有給休暇 | 勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務 | 1年目12日、5年目20日、休暇手当25% |
| 2026年の祝日 | 18 | 7 (メキシコシティ) |
| 解雇の予告 | 30日前の予告、または解雇予告手当 | 法定なし(解雇時は理由の書面通知) |
| 法定の解雇手当 | なし | 3か月分+勤続1年20日分(復職なしの場合)+勤続手当1年12日分 |
| 合意退職の相場 | 月収3〜6か月分+有給買取が一般的 | 憲法上の補償(3か月+1年20日)を基準に交渉が一般的 |
| 試用期間 | 3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要 | 30日、管理職・専門職は180日 |
| 労働時間 | 週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで | 1日8時間・週48時間、2030年に週40時間へ |
| 解雇の難しさ | 非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要) | 難しい:47条の正当事由がなければ補償金 |
| 管理職に占める女性の割合(ILO) | 14.5% (2023) | 39.3% (2025) |
よくある質問
年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とメキシコで会社の負担はどう違いますか?
2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、メキシコ(年収MX$2,253,830)では1.14倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、メキシコが71%です。
日本とメキシコ、どちらが雇用コストは低いですか?
この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。
解雇の予告と手当はどう違いますか?
日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。メキシコ:法定なし(解雇時は理由の書面通知)。法定の手当は「3か月分+勤続1年20日分(復職なしの場合)+勤続手当1年12日分」、合意退職は憲法上の補償(3か月+1年20日)を基準に交渉が一般的。
有給休暇と祝日はどちらが多いですか?
日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。メキシコは1年目12日、5年目20日、休暇手当25%、2026年の祝日は7日です。
出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。メキシコの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてメキシコの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。
誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。