日本
イタリア
為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。イタリア:ミラノ在勤の単身者、2026暦年を通じてイタリア税務上の居住者、扶養家族なし、民間の商業・サービス企業に無期雇用、給与のみ(13・14か月目を含む年収を均等支給)、1996年以降に初加入、賞与・その他所得なし、標準的な控除のみ。国内居住者のケースで、帰国者優遇制度(impatriati)は適用しない。
年収水準ごとの比較
| 年収(米ドル換算) | 日本 | イタリア |
|---|---|---|
| $60,000 | 人件費 1.14× 手取り 73% ¥9,408,202 | 人件費 1.32× 手取り 64% €53,605 |
| $120,000 | 人件費 1.10× 手取り 66% ¥18,816,403 | 人件費 1.32× 手取り 57% €107,210 |
| $250,000 | 人件費 1.05× 手取り 57% ¥39,200,840 | 人件費 1.21× 手取り 55% €223,354 |
雇用ルールの比較
| 日本 | イタリア | |
|---|---|---|
| 法定の年次有給休暇 | 勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務 | 最低4週間+CCNLの休暇時間 |
| 2026年の祝日 | 18 | 14 (ミラノ) |
| 解雇の予告 | 30日前の予告、または解雇予告手当 | CCNLで規定(約15日〜4か月) |
| 法定の解雇手当 | なし | 退職時にTFR、法定の整理解雇手当なし |
| 合意退職の相場 | 月収3〜6か月分+有給買取が一般的 | 公式な基準なし。奨励金付き合意退職+TFR |
| 試用期間 | 3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要 | 最長6か月、書面合意 |
| 労働時間 | 週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで | 週40時間、平均週48時間以内 |
| 解雇の難しさ | 非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要) | 難しい:不当解雇は月給6〜36か月分 |
| 管理職に占める女性の割合(ILO) | 14.5% (2023) | 25.3% (2024) |
よくある質問
年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とイタリアで会社の負担はどう違いますか?
2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、イタリア(年収€107,210)では1.32倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、イタリアが57%です。
日本とイタリア、どちらが雇用コストは低いですか?
この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。
解雇の予告と手当はどう違いますか?
日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。イタリア:CCNLで規定(約15日〜4か月)。法定の手当は「退職時にTFR、法定の整理解雇手当なし」、合意退職は公式な基準なし。奨励金付き合意退職+TFR。
有給休暇と祝日はどちらが多いですか?
日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。イタリアは最低4週間+CCNLの休暇時間、2026年の祝日は14日です。
出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。イタリアの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてイタリアの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。
誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。