日本と香港の比較

同じ年収で、日本と香港の会社負担、人件費総額、手取り、雇用ルールを比べます。

2026年10月時点の料率・為替

日本

東京 · JPY
現地通貨の年収

香港

香港 · HKD
現地通貨の年収

為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。香港:単身・扶養家族なし・香港の税務上の居住者。2026/27課税年度(2026年4月1日〜2027年3月31日)に月給を均等に受給、賞与・その他所得なし。控除は基礎控除(Basic Allowance)とMPF強制拠出金控除のみ。給与所得税は累進税率で計算(標準税率の方が低くなるのは年収約215万香港ドル超のみ。注記参照)。従業員はMPF加入者(現地採用。海外の年金制度に加入する駐在員はMPF免除となる場合あり)。給与所得税・MPFは現地社員と駐在員で同一で、駐在員向けの特別制度はない。

年収水準ごとの比較

年収(米ドル換算)日本香港
$60,000人件費 1.14×
手取り 73%
¥9,408,202
人件費 1.04×
手取り 89%
HK$470,614
$120,000人件費 1.10×
手取り 66%
¥18,816,403
人件費 1.02×
手取り 86%
HK$941,228
$250,000人件費 1.05×
手取り 57%
¥39,200,840
人件費 1.01×
手取り 84%
HK$1,960,891

雇用ルールの比較

日本香港
法定の年次有給休暇勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務勤続に応じ7〜14日(最初の2年は7日)
2026年の祝日1817 (香港)
解雇の予告30日前の予告、または解雇予告手当契約による(7日以上)。定めなしは1か月
法定の解雇手当なし勤続1年あたり月給の2/3(上限1.5万HKドル)、総額上限39万HKドル。整理解雇24か月/その他5年以上
合意退職の相場月収3〜6か月分+有給買取が一般的公式の目安なし
試用期間3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要契約による(法定期間なし)
労働時間週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで法定上限・残業割増なし
解雇の難しさ非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要)容易:予告または予告手当で可、理由不要。24か月以上で救済申立て可
管理職に占める女性の割合(ILO)14.5% (2023)38.5% (2025)
香港の料率と雇用ルールの詳細・出典は香港の人事データ、現地通貨での計算は香港の手取り計算へ。全市場の一覧は各国比較。

よくある質問

年収12万ドル相当の人を雇うと、日本と香港で会社の負担はどう違いますか?

2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、香港(年収HK$941,228)では1.02倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、香港が86%です。

日本と香港、どちらが雇用コストは低いですか?

この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は香港のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。

解雇の予告と手当はどう違いますか?

日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。香港:契約による(7日以上)。定めなしは1か月。法定の手当は「勤続1年あたり月給の2/3(上限1.5万HKドル)、総額上限39万HKドル。整理解雇24か月/その他5年以上」、合意退職は公式の目安なし。

有給休暇と祝日はどちらが多いですか?

日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。香港は勤続に応じ7〜14日(最初の2年は7日)、2026年の祝日は17日です。

出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。香港の料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けて香港の人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。

誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。