日本
フィンランド
為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。フィンランド:ヘルシンキ在住のフィンランド税務居住者・フィンランド国籍の従業員(主要人材向け25%源泉課税なし)、独身・子なし、18〜52歳、給与のみを毎月均等に支給(休暇手当・現物給与なし)、2026暦年。福音ルター派・正教会の教区に属さず教会税なし(教会税は個人の所属次第のため非会員を標準とする)。被用者年金(TyEL)、失業保険料、健康保険日額手当拠出金は純勤労所得から控除し、国税所得税、ヘルシンキ市税(5.30%)、医療保険料、Yle税(公共放送税)を計算。控除は所得取得費用の定額控除、基礎控除、勤労所得税額控除のみ。雇用主側はTyEL平均料率、健康保険料、失業保険料。
年収水準ごとの比較
| 年収(米ドル換算) | 日本 | フィンランド |
|---|---|---|
| $60,000 | 人件費 1.14× 手取り 73% ¥9,408,202 | 人件費 1.19× 手取り 73% €53,605 |
| $120,000 | 人件費 1.10× 手取り 66% ¥18,816,403 | 人件費 1.19× 手取り 62% €107,210 |
| $250,000 | 人件費 1.05× 手取り 57% ¥39,200,840 | 人件費 1.19× 手取り 56% €223,354 |
雇用ルールの比較
| 日本 | フィンランド | |
|---|---|---|
| 法定の年次有給休暇 | 勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務 | 30日(月〜土で計算)、約5週 |
| 2026年の祝日 | 18 | 13 (ヘルシンキ) |
| 解雇の予告 | 30日前の予告、または解雇予告手当 | 勤続に応じ14日〜6か月(雇用主) |
| 法定の解雇手当 | なし | 法定なし |
| 合意退職の相場 | 月収3〜6か月分+有給買取が一般的 | 公的な目安なし |
| 試用期間 | 3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要 | 最長6か月 |
| 労働時間 | 週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで | 1日8時間、週40時間 |
| 解雇の難しさ | 非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要) | 難しい:正当かつ重大な理由が必要、違法なら3〜24か月分 |
| 管理職に占める女性の割合(ILO) | 14.5% (2023) | 39.2% (2024) |
よくある質問
年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とフィンランドで会社の負担はどう違いますか?
2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、フィンランド(年収€107,210)では1.19倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、フィンランドが62%です。
日本とフィンランド、どちらが雇用コストは低いですか?
この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率は日本のほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。
解雇の予告と手当はどう違いますか?
日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。フィンランド:勤続に応じ14日〜6か月(雇用主)。法定の手当は「法定なし」、合意退職は公的な目安なし。
有給休暇と祝日はどちらが多いですか?
日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。フィンランドは30日(月〜土で計算)、約5週、2026年の祝日は13日です。
出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。フィンランドの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてフィンランドの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。
誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。