日本
チリ
為替:欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23). 前提:日本は東京・協会けんぽ、年収を毎月均等に支払い(賞与なし)、扶養なし。チリ:サンティアゴ勤務のチリ国籍・税務居住者、独身・扶養家族なし、無期雇用、給与のみを毎月均等に支給(法定賞与グラティフィカシオン・賞与・手当なし)、2026年10月の料率を年換算。年金はAFP制度で10%+7社のAFP手数料の単純平均(1.1143%)、医療は公的医療保険Fonasa 7%(民間Isapreも最低7%)、失業保険(AFC)0.6%。月90UF・135.2UFの保険料上限は2026年10月分給与に用いる2026年10月31日のUF(41,247.63ペソ)で換算。第二種単一税(impuesto único)はSIIの2026年10月の税率表(UTM 72,151ペソ)を月次で適用。UTMとUFは毎月変動するため、ペソ建ての区分は年3〜4%程度動く。
年収水準ごとの比較
| 年収(米ドル換算) | 日本 | チリ |
|---|---|---|
| $60,000 | 人件費 1.14× 手取り 73% ¥9,408,202 | 人件費 1.07× 手取り 81% CLP$59,355,133 |
| $120,000 | 人件費 1.10× 手取り 66% ¥18,816,403 | 人件費 1.04× 手取り 77% CLP$118,710,265 |
| $250,000 | 人件費 1.05× 手取り 57% ¥39,200,840 | 人件費 1.02× 手取り 71% CLP$247,313,053 |
雇用ルールの比較
| 日本 | チリ | |
|---|---|---|
| 法定の年次有給休暇 | 勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務 | 15労働日 |
| 2026年の祝日 | 18 | 16 (サンティアゴ) |
| 解雇の予告 | 30日前の予告、または解雇予告手当 | 経営上の解雇は30日 |
| 法定の解雇手当 | なし | 勤続1年30日分、上限11年(90UF上限) |
| 合意退職の相場 | 月収3〜6か月分+有給買取が一般的 | 公的な目安なし |
| 試用期間 | 3〜6か月が一般的。解雇には合理的な理由が必要 | 法定なし、初回は有期契約が一般的 |
| 労働時間 | 週40時間。残業は原則月45時間・年360時間まで | 週42時間(2026年4月26日から) |
| 解雇の難しさ | 非常に難しい(客観的に合理的な理由が必要) | 中程度:法定事由が必要、経営上の必要は解雇補償付き |
| 管理職に占める女性の割合(ILO) | 14.5% (2023) | 31.6% (2022) |
よくある質問
年収12万ドル相当の人を雇うと、日本とチリで会社の負担はどう違いますか?
2026年10月時点の料率と為替で、日本(東京、年収¥18,816,403)では会社負担の社会保険料等を含む人件費は年収の1.10倍、チリ(年収CLP$118,710,265)では1.04倍です。本人の手取りは日本が年収の66%、チリが77%です。
日本とチリ、どちらが雇用コストは低いですか?
この年収水準では、年収に上乗せされる会社負担の比率はチリのほうが低くなります。ただし比率は年収によって変わり、社会保険料の上限がある国では高年収ほど比率が下がります。計算機で実際の年収を入れて比べてください。
解雇の予告と手当はどう違いますか?
日本:30日前の予告、または解雇予告手当。法定の解雇手当はなく、月収3〜6か月分+有給買取が一般的。チリ:経営上の解雇は30日。法定の手当は「勤続1年30日分、上限11年(90UF上限)」、合意退職は公的な目安なし。
有給休暇と祝日はどちらが多いですか?
日本は勤続6か月で10日、最大20日。年5日の取得義務、2026年の祝日は18日。チリは15労働日、2026年の祝日は16日です。
出典:日本(協会けんぽ、日本年金機構、厚生労働省、国税庁、総務省)。チリの料率・雇用ルールは各項目に一次資料のリンクを付けてチリの人事データに掲載しています。為替は欧州中央銀行の参照レート(2026-10-23)、ECBが公表しない通貨は各国中央銀行のレート。
誤りや新しい数値にお気づきの場合は、訂正を報告する。原資料と照合し、10営業日以内にご回答します。