連合、27年春闘は「6%中心」・35歳36万円目標 育休後の配転は無効

連合は27年春闘で6%中心の賃上げ要求と、2030年に35歳の中央値36万円の目標を打ち出した。東京高裁は育休復帰後の配転を無効とし、障害者雇用納付金は80人規模へ拡大案。

賃金

連合、27年春闘は6%中心 初の中期賃金目標も

連合の27年春闘基本構想は、賃上げ要求を定期昇給を含め「6%中心・5%以上」とした。初めて30年の水準目標も掲げ、4年で約15%増を前提に中央値で35歳36万円、30歳34万円を目指す。方針は12月上旬に正式決定の見通し。

ポイント: 来春の労組要求の水準となる。12月までに5〜6%の賃上げ原資を試算しておきたい。

出典: Rodo Shimbun

関連: 賃上げ率4.4%(2025年):企業規模別・産業別 · 春闘とは:春季生活闘争。日本で毎年行われる賃金交渉|日本の人事用語集

職場

育休復帰後の配転は無効 外勤から内勤、東京高裁

住宅設備大手で育休から復帰した男性を外勤職から内勤職へ配転したことを、東京高裁は一審に続き無効とした。外勤職だけの固定残業代が失われるため不利益取扱いにあたる。未払い分と慰謝料20万円の支払いを命じた。3か月後の再配転は年度初めの定期異動として適法とした。

ポイント: 育休復帰時の配置で手当が減らないか確認を。定期異動は認められたが、育休に絡む配転は違法となり得る。

出典: Rodo Shimbun

関連: 育児休業とは:幼い子を持つ親のための法定休業。父母どちらも取得できる · マタハラとは:意味と実務上のポイント|日本の人事用語集 · 固定残業代とは:一定時間分の時間外労働に対して、毎月定額で前払いする手当

外国人雇用

技能実習法に基づく処分 監理団体1件の許可取消し

法務省と厚労省は10月27日、技能実習法に基づき6団体を処分した。監理団体のマンパワー事業協同組合は許可を取り消され、監理団体2件と実習実施者2件は改善命令、実習実施者2社は計画認定を取り消された。

ポイント: 組合経由で受け入れる企業は、監理団体の許可と処分の公表状況を確認したい。認定取消しは受入れ停止に直結する。

出典: MHLW

関連: 技能実習とは:意味と実務上のポイント|日本の人事用語集 · 外国人労働者257万人(2025年10月末):在留資格別・国籍別

法令・政策

障害者雇用納付金、80人規模への拡大案 労政審分科会

労政審の障害者雇用分科会は10月21日、法定雇用率を満たさない企業に課す納付金を、従業員80〜100人規模の企業へ広げる案を厚労省が提示した。準備期間の確保も提案した。中小企業団体は、支援体制の整備が先だと反対した。

ポイント: 80〜100人規模の企業は、今のうちに障害者の雇用状況を点検したい。時期は未定だが方向は明確だ。

出典: Rodo Shimbun

関連: 障害者雇用率とは:意味と実務上のポイント|日本の人事用語集 · 障害者の法定雇用率、民間企業は2.7%に引上げ|労働法トラッカー

採用・雇用

関経連、AI時代のリスキリング「再配置」事例を収集へ

関西経済連合会は、社員の再配置につなげるリスキリングの企業事例を集めて公表する。AIで事務職が余る一方、デジタル人材や現場職は不足するとみる。多くの企業は研修にとどまり、再配置との結びつきが弱いと指摘した。

ポイント: リスキリングには移る先の職種を結びつけたい。事務職の人員計画は来年度に論点となる。

出典: Rodo Shimbun

関連: 有効求人倍率(2026年8月):都道府県別・職業別

各記事の下に挙げた報道・発表をもとに、AIの支援を受けて平日の朝に編集しています。要約は当サイトによるもので、報道の内容は各媒体に帰属します。判断の前に必ず出典をご確認ください。訂正は editor@hardestmarket.com まで。